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| 人のせいにするな。 |
本当かどうか試したことはないけれど、よく言われることに、 「熱湯にカエルを放り込んだらすぐに飛び出すが、水からゆっくり熱したら逃げずに茹で上がる」という話がある。周囲の変化に気付かないことの危険性を説く話だ。
少し前に、大阪府の人件費をめぐる橋本知事と組合のやりとりの一部をテレビで見た。
一部だけだから、その前後のやりとりはわからないのだけれど、50代とおぼしき職員の男性が「退職金を当て込んで、中古で2,180万円のアパートを買った。生活設計が狂ってしまう。」と声を荒げた。ああ、他人に奉仕すべき職員が結局自分のことしか考えてなくて、うまくいかなくなったら人のせいにして、首長に噛み付くか、とそのレベルの低さにがっくり来ると同時に、「茹で上がってしまった」職員が不憫になった。失礼だが、民間ならおそらく50になるまでに苦労を重ねて、そこで意識を転換できたはずの人間だ。
変化は絶対に止められない。けれど、自分の見方は変えられる。 もちろん、相当につらい。
何度か職種を転換してきた僕の場合は運良く、ある会社の取締役の方の言葉に救われた。 「自分の仕事に対する意識の枠を大きく広げるんだよ、自分の仕事はこれだとかここまでとか、線引きするんじゃなくてね。ひとりひとりがそうすれば、他の人と交わっていくだろう?」 この言葉の意味がわかるようになってから、どこにいても、どんなに忙しくてもプレッシャーをかけられても、気持ちは非常に安定している。
自分がうまくいかないことを人のせいにする人間は、誰かの言葉で救えると信じたい、今日このごろ。
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