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新書ってこんなんだったっけ?
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山田 真哉 (2007/04/17)
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話題性につられて買ってしまう。

学生の頃、新書というのはレポート用のアウトラインにたいへん重宝した。
バカ学生だった僕は、「XXXXについてのレポート」と言われてその専門書を引っ張ってきても、その専門書に引用してある内容がわからない。それでまたその引用先の本を引っ張ってくると、こんどはその先の引用が・・・。と、もうわけがわからなくなってくるので、エラい先生が書いた新書であたりをつけてまとめあげるのだった。たいていの新書の最後には引用文献があって、その本ならまず間違いない権威があった。

新書というのはつまり、ある分野で専門書を何冊も出している名のある研究者か学者が、その考えや研究を一般の人向けにわかりやすく書いた本、だったのだ。

が、この前作にあたる「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」のヒットあたりから、あきらかに潮流が変わってきた気がする。確かにわかりやすいし、面白いのだけれど、中にはすぐに読み捨てられそうなものすらたくさんある。
出版社は売れなきゃダメなのはよくわかるが、掴ませてレジに並ばせたら勝ち的な感じは、知識を深めたい読者にとって失礼なんじゃなかろうか?雑誌じゃないんだからさ。

ちなみに本書、内容的には「感情ではなくて、数字で考えろ」という社会人にとってはごくあたりまえの重要性を平易に語る。中高生くらいの人が読むといいかもしれない。

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